ALSI(アルプス システム インテグレーション)は学習端末の利用状況を可視化するクラウド型Webフィルタリング、校務DXに向けたMicrosoft 365の導入・構築支援、教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライン(2025年3月改訂版)(以下、ガイドライン)への対応について提案・出展する。
校務支援システムのクラウド化を提案
GIGAスクール端末で多数の導入実績があるクラウド型Webフィルタリングの教育機関向けオプションとして「InterSafe GatewayConnectionダッシュボードサービス」の提供を開始。
端末を通じたWebサイトへのアクセス数や利用率の高いWebサイトの確認、どのようなキーワードを使って検索をしているかなどを可視化することができる。
学校別・学年別のレポート化や、深夜にアクセスしている児童・生徒の確認なども可能だ。
Webフィルタリングサービス「InterSafe GatewayConnection」の機能も日々強化。2024年度はネットいじめの防止対策を支援する機能を追加。
特定キーワードの検索・書き込み禁止・通知機能やアラート通知と即時検知が可能になった。YouTube動画もチャンネル単位で制御できるようにし、指定チャンネルの新着動画にも設定が自動反映されるようにした。
さらに2025年5月下旬には、データベースに「オンラインカジノ」カテゴリを追加する予定だ。
違法性のあるオンラインカジノサイトや、同サイトへ誘導するサイトへのアクセスを検知・ブロックできるようにした。前述のダッシュボードサービスと組み合わせてオンラインカジノ関連のアクセス履歴を調査・可視化することもできる。
「学校外でも安全に校務をできるようにしたい」「クラウド活用にシフトしたい」しかし「何から着手してよいかわからない」自治体に向けてALSIは、長年のセキュリティ環境構築の実績を活かし、「Microsoft 365 A3/A5」ライセンスを活用した校務のクラウド化を支援するMicrosoft 365おまかせサービス「Swindy」を提供している。
アクセス制御、データ暗号化、ウイルス対策及び修復、管理(MDM)を組み合わせてクラウド環境に安全にアクセスする仕組みや安全にデータ連携・ファイル共有する仕組み、学校外で安全に校務を行う仕組みづくりを総合的に支援する。
ガイドラインに対応し次世代校務DXを支援するソリューションも各種紹介。自治体ニーズに合わせた相談に応じている。主な内容は次。
▼学校外でも校務を可能にしたい
=デバイス・ネットワーク制御「InterSafe DeviceControl」
▼校務系・学習系ネットワーク間で安全にファイルの受け渡しをしたい
=「InterSafe FileTransporter」
▼サイバー攻撃対策のためインターネット分離環境を低コストで導入したい
=仮想ブラウザ「InterSafe WebIsolation」「InterSafe SecureSwitch」
さらに、「ALSIゼロトラストソリューション」も提供。これはセキュリティ構築について導入からサポートまで一括して対応するパッケージサービス。
InterSafe GatewayConnection(Webフィルタリング)やInterSafe FileProtection(ファイル自動暗号化)、クラウドアクセスセキュリティなどを組み合わせ、各自治体の状況や課題に合わせた仕組みの構築を支援する。
教育家庭新聞 教育マルチメディア 2025年4月21日号