デジタル採点システム「デジらく採点2クラウド」がユーザーの声を反映して2025年4月にバージョンアップ。使い勝手が向上した。
デジらく採点2クラウドによる採点結果のデータをGoogleスプレッドシートで出力できるようにした。これまで採点結果の正解率等を出力する際に必要であったCSVやExcelによる出力が不要になり、Google環境で完結できる。
これにより学校現場のChromebook、Google Workspace for Educationでの操作がより行いやすくなった。
デジらく採点2クラウドは、Web環境で利用できるため自宅でも採点が可能だ。一方で「個人情報を伴う校務は校内のみ」とするポリシーの教育委員会もある。
そこで教育委員会のポリシーに反さずに自宅で作業ができる「リモートワークモード」を新規で搭載。追加費用なしで利用できる。
本モードは「採点のみ」を自宅等校外で行うことができるもの。個人が特定できないように個人名や得点の確認、出力はできないため安全を担保しながらリモートワークが可能だ。導入時に申込むことで本モードを利用できる。
Googleアカウント、Microsoftアカウントでログインが可能になった。IDやパスワードを紐づけておけばすぐに利用可。
大学入試、高校入試、教員採用試験などでマークシートの導入が加速している。
現在全国3万人以上の教職員が活用しているマークシート「スキャネットシート」も紹介。読み取り専用機不要、手持ちの複合機のスキャナ機能でマークシートを導入できる。
今期は1回の受験者8000人規模の大学入試において本システムが利用され、試験日当日中に採点が終了したという。入試合格判定システムに合わせた出力ファイルへの対応など、導入実績を踏まえ、運用やカスタマイズも含めて提案・サポート。
EDIX期間は特別に「デジらく採点2クラウド」の無料トライヤル期間を6か月間に延長する。
詳細はブースもしくはメールで問合せ。info@scanet.jp
教育家庭新聞 教育マルチメディア 2025年4月21日号