本事業では、約4自治体を継続して支援しています。
このほか、学校DX関連で小学校を中心に中学校からも依頼があり、約10校を支援しております。
リーディングDXスクール事業に関連しては、東大阪市教育委員会(大阪府)、橿原市教育委員会(奈良県)、京丹波町教育委員会(京都府)久喜市教育委員会(埼玉県)を継続して支援しています。
このほか単発の支援も行っております。
京丹後市教育委員会(京都府)、京都市教育委員会、出雲市教育委員会(島根県)、安来市教育委員会(島根県)、島根大学教育学部附属義務教育学校(島根県)などがあります。
内容は、情報端末とクラウドを活用した個別最適な学びと協働的な学びが一体的に充実した学習者主体の授業をどう作っていくかなどの「授業づくり」です。
まずは教育DXが求められる社会的背景についてお伝えし、取り組むことの意義を教員にご理解頂いた上で授業づくりを進めるようにしています。
授業づくりは一朝一夕でできるものではありませんが、GIGAスクール構想で整備された情報端末とネットワークによるクラウド環境を活用することで、教員主体の教える授業から、子供主体の学ぶ授業へと変化してきています。
子供たちが様々な学び方を獲得し、少しずつ自分で調整して上手に学べる姿が増えてきています。
小学校現場において自分自身が情報端末を含め、メディアやICTを活用した実践に取り組んできた経験を生かしながら、教員と協力しながら子供たちが、より良く学べる授業づくりのお手伝いをしたいと考えています。
今後は、子供主体の授業において、1人ひとりの子供が自分らしい学び方で教科の学びを深めていく授業が展開されることを期待しています。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2024年12月2日号掲載