(株)ジェイ・エス・エスは、「様々なツールやデータを一元管理したい」「紙の配布・回収作業を可能なかぎり省力化したい」と考える高等学校や専門学校、大学等に、デジタル学生証「MyiD(マイディ)」を提供。学校業務DXを学生証や職員証のデジタル化からスタートすることを提案している。
同社はデジタル学生証開発の草分けで、2017年から自社開発・保守運用を行っている。
デジタル学生証は、従来のカード型学生証のようにカードの作成・配布作業が不要。スマホアプリから各自出席登録ができるので出席用紙の準備・配布・回収や点呼も不要だ。
ビーコンから発する電波の範囲内で、bluetooth機能をオンにしているスマートフォン等端末の位置情報を取得するため、教室内のみで出席登録ができ、不正防止にもなる。
顔認証システム(パナソニックコネクトと協業して搭載)の追加ができ、より強固な不正防止対策になる。
マイディ上で安否確認や学校・学生間の連絡、アンケート等ができるため、様々なツールを導入することなく一元管理。プッシュ通信で知らせるため見落としも少ない。
保護者との連絡向けにデジタル保護者証も利用できる。本ツールはICT地域活性化大賞2020で優秀賞を受賞。ジェイ・エス・エスでは、既に導入済のシステムとの連携も柔軟に対応する。
展示ブースではデジタル学生証のアプリと管理システムを体験できる。
「拡張機能としてスマホアプリを作りたい」などの校務システムメーカーほか学校業務DXに係る共創パートナー企業も募集中だ。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2024年9月9日号掲載