大学入学共通テストも2年目となり、大学入試改革が進んでいる。入試の方法は多様化し、入試問題そのものの傾向も変わっている。それは医学部受験にも大きな影響を与えているという。リソー教育グループ名門会の医学部受験専門個別指導塾「MEDIC名門会」では、最新の医学部入試情報を調査。「医学部入試分析資料
2023年度版」にまとめた。本資料作成の目的と「MEDIC名門会」の特徴を久保田達哉部長(名門会経営企画局)に聞いた。MEDIC名門会では、選抜された正社員によるカリキュラムサポーターやコンシェルジュ、医学部受験に精通したプロ講師と現役医学生であるティーチングアシスタントという独自の仕組みで「この1年で医学部合格を決める」を合言葉に医学部医学科合格をサポートしている。
医学部受験は一般的に難易度が高いといわれていますが、問題そのものの難易度は大学により様々です。
国公立総合大学の医学部の中には、基本・標準問題の割合が高い個別試験で、約8割の得点率が合格に必要な大学もあれば、国公立の医科単科大学の個別試験のように難問の出題割合が高く5割程度の得点率で合格できる大学もあります。また「共通テスト利用入試」を採用する私立大学医学部も10数校あります。
合格のためには、志望校の各科目の出題傾向とともに、入試問題の合格最低点を知り、問題難易度の選別眼を養うためにも、志望校の過去問対策は必要不可欠となります。
そこで「MEDIC名門会」では、医学部医学科の受験合格に向けて“どのように勉強を進めていくべきか”をまとめた「医学部入試分析資料2023年度版」を作成しました。
各大学の入試難易度や入試傾向、医学部独自問題を出題する大学、他学部と共通問題を出題する大学等の最新情報はもちろん、難関校突破のための「超」勉強法、小論文・面接対策などについて最新の入試データから分析しています。
医学部受験に限ったことではありませんが、合格するためには「合格最低点」をクリアしなくてはなりません。それには、実際に問題を解くときには「完答しなければならない問題」と「高校履修範囲を超えた難問・奇問」などを初見で見極める「問題の取捨選択」ができる力が重要です。問題の難易度や解答する順番、時間の配分を見極める力をつけることで合格をつかむことができます。
そのためには基本・標準問題は絶対に落とさないこと。応用問題は、たとえ完答できなくても1点でも多く部分点が取れるように解答できるようにする。どの問題であれば時間内で解けるのかを日々の問題演習を通じて問題選別眼を養う必要があります。
志望大学はどのような出題傾向で、どのくらい解けば合格できるのか、そこに至るまで何が不足しているのか。
試験当日にどの問題を確実に解き、どの問題は部分点で良いのか等を判断できる力を身に付けるためには、計画と実行が必要です。
MEDIC名門会では個々の生徒1人ひとりに合わせた計画づくりに力を入れています。それを担うのが「カリキュラムサポーター」(以下、CS)です。合格までの中長期スパンで検討された「鳥瞰(ちょうかん)カリキュラム」と、直近に取り組む課題を形にした「週間スケジュール」の2軸を設定し、合格ラインに達するまでに何をすべきかを判断して、限られた時間内で強みを伸ばし、弱みを補填するための適切な計画を1人ひとりに提供しています。また、計画は常に見直し、問題点について対策を立て、1人ひとりの性格や現在の実力を見極めて最適化していきます。
この計画に沿って、1人ひとりに合わせた授業を提供するのが厳選された「プロ講師」です。MEDIC名門会は集団授業のような一方的な講義ではなく、その生徒が力をつけるために必要な問題をプロ講師が与え、生徒の問題を解く様子を見て課題を見つけ、必要な宿題を課します。基礎基本や志望校に合わせた時間配分を考える力等、自ら解く力を養います。
さらに、現役医学部生がティーチングアシスタント(以下、TA)として問題演習をサポート。個別指導後、ほとんどの生徒は自習室に移動して計画に基づき、問題演習に取り組みますので、分からない問題に対してすぐに質問でき、定期的に面談も行っています。
医学部合格のためには基礎知識の習得のほか、教科書傍用問題集や網羅系標準問題集、過去問対策に至るまで、相当量の問題演習をこなす必要があります。継続した学習に向けてモチベーションの維持や向上のため、「コンシェルジュ」が常駐してメンタル面や生活環境をサポートします。
現在校舎は大阪と神戸にありますが、遠方の学生のための提携学生寮も完備しています。
個別最適な学びの重要性が学習指導要領で一層重視されていると聞いていますが、リソー教育グループでは設立当初から「すべては子どもたちの未来のために」を理念に、「百人百様のゴールを目指す」ための個別指導を前提にしており、集団授業は一切行っていません。さらに分業制でその仕組みを強化しているのが「MEDIC名門会」なのです。
医学部受験の厳しさで、最終的に志望学部に至らない生徒もいます。コロナ禍の影響で地元志向や現役志向が増えていることもあり、医学部に加えて生命理工学部や歯学部、薬学部と選択肢が多様になりつつあります。
MEDIC名門会の個別最適な学びで身に付けた基礎基本や計画通りやり抜く力、過去問対策から取捨選択する力や、志望校合格のために心から応援してくれる周囲のサポートは、その後も生き抜く力となると考えています。受験勉強を通して、幸せな人生(Well-Being)に導くことが重要です。
医学部受験に特化したMEDIC名門会と駿台予備学校は2月5日(日)、「医学部入試ガイダンス」を開催する。
23年度共通テスト結果や学習指導要領の改訂を踏まえ、24・25年度の医学部入試動向を予測。第一志望校合格のためのカリキュラムについても解説する。
また、TAを務める現役医学部生は、医学部合格の秘訣について話す。
入場無料。要事前申込。
参加者には「医学部入試分析資料2023年度版」を無料で提供する。
「名門会家庭教師センター」、「TOMEIKAI(トーメイカイ)」、「名門会ONLINE(オンライン)」「MEDIC名門会」を展開。
「名門会家庭教師センター」は、100%社会人プロ講師による完全1対1の個別指導を提供。「TOMEIKAI」は、完全1対1の進学個別指導塾を全国主要都市に展開。「名門会ONLINE」は、対面の個別指導同様の双方向オンライン授業。「MEDIC名門会」は、医学部受験専門の完全1対1の個別指導塾、1年で医学部合格を決める強力なバックアップ体制でフルサポート。