クラウド活用を前提とした学びが始まっている。スズキ教育ソフトの「edu-cube(エデュキューブ)」は、わかりやすさや使いやすさに配慮した、安心して活用できる教育クラウドサービスだ。
「学習の振り返り」は、「自ら課題を見つけ学び続ける力」を育むポイントの1つだ。
「Travi(トラビ)は児童生徒が振り返りを入力、その結果を集計して可視化できるもの。テンプレートを用意しており、様々な教科や活動ですぐに活用できる。
「Triel(トリエル)」は、試行錯誤(trial and error)しながらプロジェクト進行等のコミュニケーションをオンラインで安全にできる。オンライン授業やハイブリッド授業の際も自宅や他教室から参加できる。
これまで同社が提供してきた協働学習支援アプリ「Lagoon(ラグーン)」や情報モラル教材、プログラミング教材もすべて本クラウドサービス上で活用できる。
日々の体温を児童生徒が入力でき、教員の管理機能により、前回計測時から1度以上体温が上がった児童生徒はひと目でわかる。児童生徒も自分の体温や過去の履歴を確認できる。
日々の「気分の記録」機能も搭載。一日の中で複数回、気分を登録できる。朝と帰りの変化や週単位、月単位での変化も分かる。「edu-cube」は、こうした生活や学習のデータと校務データの将来的な連携を目指し今後もアップデートを続ける。
学校業務時間の削減や効率化に直結する仕組みとして保護者連絡のデジタル化が進んでいる。
保護者連絡サービス「Cubell(キュベル)」は、保護者が欠席や遅刻、早退等の連絡をアプリ上で行い、教員がそれを確認すると保護者に通知が届く。
学校は、学年・学級や個人、グループ単位で送付対象を選択して連絡でき、保護者が確認したかどうかも一覧で確認できる。連絡は両親や祖父母等複数名で受け取ることができ、学校から連絡が届くとプッシュ通知で知らせる。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2022年6月6日号掲載