「忙しくてICT授業の準備に時間を割けない」そんな先生の声から生まれた教育プラットフォーム「master study」は、小中高等学校向けに、明日の授業ですぐに活用できる様々な学習シートや動画教材、教員向け解説動画を提供しており、教員はダウンロードして自由に活用できる。
制作は、学校にICT支援や研修等を提供しているストリートスマート。1月31日の正式リリースから期間限定で無料公開をしていたが、5月末で終了した。
無償版で70本だった教材テンプレートは定額制では200本以上になった。
運用面での支援コンテンツとしてChromebookの運用いろは集や保護者向けの説明資料を用意。人気の高い「できる」書籍シリーズと連動したコンテンツも増補予定だ。
無料公開期間中に人気の高かったコンテンツは、小学校ではChromebook のキーボード学習や算数「かけざんをまなぼう!」などのワークシート、提示用資料「円の面積」など。
中学校では理科「塩化銅水溶液の電気分解」や外国語「観光案内をしよう」のワークシートなどだ。
特別支援「生活チェックすごろく」や思考ツールもよく活用されていたという。
定額制には6月以降も新たなコンテンツが順次追加される。教科書準拠の授業テンプレートの拡大も予定。定額制会員向けのセミナーも企画予定だ。
5月末時点で6月以降に追加が決定しているコンテンツは次。◯教科書準拠型テンプレートを含めた教材テンプレート40本、◯「できるGoogle for Education校務改革実践ガイド」書籍データ他、◯最新のアプリ別操作動画、◯管理職向けのチェックリストなど。
教育機関には特別価格で提供。教員1人あたり年間2970円(税込)。なお企業・一般・個人の場合は年間6600円(税込)。
▼申込=https://master-education.jp/master_study_trial_entry/
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2022年6月6日号掲載