GIGA端末配備により、膨大な数の情報端末が学校現場に導入され、OSも混在している。様々な業務をクラウドで進める流れが加速する一方で、印刷ニーズのコストが見直されるという実態もあるようだ。OKIが提供するLEDプリンター「COREFIDO」シリーズは「長期無償保証」「セルフメンテナンス」「マルチOS対応」で、学校の課題を解決する。同社文教担当に「COREFIDO」の特徴を聞いた。
A3カラーLEDプリンター「COREFIDO EX」は、7年間の無償保証とメンテナンス品の無償提供サービスです。
教育委員会や学校では、プリンター故障時に都度修理費が発生、あるいは予め有償の保守契約を結ぶ必要があります。その予算化や稟議に時間がかかり、すぐに対応しにくい面がありました。7年間の長期サービスにより、修理にかかる予算が削減できます。さらに、定期的に交換が必要なメンテナンス品(給紙ローラー、定着器ユニット、ベルトユニット等)の費用も7年間、無償で提供しています。品質と耐久性に自信があるからこそ実現できるサービスです。
当社従来機のサービスと比較すると、1台のプリンターにつき5年間で約19万円のコスト削減が可能です(※)。教育委員会単位では複数台の導入が必須ですから、トータルコストの削減に寄与できると考えています。なお、EXモデル以外のCOREFIDOは5年無償サービスを提供しています。
(※月~金9時~17時のA3カラープリンターの修理対応の比較例。5年間に必要となる保守パック・ベルトユニット代・定着器ユニット代・給紙ローラーセットの金額)
当社では30年以上前からLED技術を研究・開発しており、1981年には世界初の卓上型LEDプリンターを開発。それが「COREFIDO」の誕生につながっています。
従来のレーザープリンターは1本のレーザーを左右に振り分けて描写するため、広い可動域が必要です。一方でLEDプリンターは数千のLED光源で直接描写するため、広い可動域が不要で構造がシンプルになり、壊れにくいという特徴があります。可動域の少なさにより本体の省スペース化も可能で、特にA3カラープリンターにおいて世界最小(※)の設置面積を実現しています。
プリンターのトラブルの多くが紙詰まりです。構造が複雑だと紙詰まりの際も業者対応が必要な場合がありますが、「COREFIDO」は構造がシンプルでドラム等をすぐに外すことができ、学校現場で簡単に紙詰まりを解消することができます。
ダウンタイムの短縮だけでなく、コロナ禍において、外部業者の出入りを最小限とすることにも貢献します。
(※A3カラーLED/レーザープリンターの設置面積・A3使用時において。2021年4月現在。OKI調べ)
「COREFIDO」は様々なOSに対応しています。GIGA配備により飛躍的に学校現場に多くなったChromeOSにはもちろん、低学年と高学年、特別支援学級、教員と児童生徒で使用する端末のOSが異なったとしても「COREFIDO」であれば印刷することができます。なお機種により対応OSは異なります。詳細はOKIカタログまたはホームページをご確認下さい。
OKIは2月、A3モノクロLEDプリンターの新製品「COREFIDO B822dn/B842dn/B842dnt」を発表。従来機種と比べてさらに省スペース、高性能、高耐久を実現した。
(※1 A4使用時の体積比、B822dnの場合)
(※2 低温待機モード復帰時の値。室温22度定格電圧時。パワーオン時のウォームアップ時間はUSBケーブル接続時の数値)
(※3「ISO/IEC19798」に基づいたトナーカートリッジの印刷可能枚数と、A4ヨコ送り片面を一度に3枚ずつ印刷した場合のイメージドラムの印刷可能枚数より算出)
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2022年3月7日号掲載