リブライトは、学校向けに、水で明かりを確保できるLED防災ライトと防災ライトを作成できるキットを紹介する。
乾電池不要、水につけるだけで発電するLED防災ライトは、本体下部を水に浸すとマグネシウム電池が発電してLEDが54lm程度の明るさで点灯する。灯りが不要な時は消灯もできる。水がない場合は泥水や唾液でも発電。水分を透過しないアルミ袋に梱包されており、開封しなければ、約30年間の長期保存が可能で非常時・緊急時対策に最適だ。
作って学ぶことができる水で光るLEDライトの家学実験工作キットも提供。電気の源「電池」を組みたてることができる。銀色の板(マグネシウム)、白い紙、黒い紙(カーボン紙)、銅板を重ねてテープで止め、マグネシウム電池を作成。電極をセットして水に3~5秒程度つけると光るLEDライトになる。キットではバッテリーが2個作成できるので、1個は実験用に、もう1個は災害時や停電時用として保管できる。
中学生向けの授業指導案とレポートの手引きもダウンロードできる。
本キットを活用した出張教室「水で光る!防災ライト作り」も展開。防災ライトを作るだけでなく電気のもととなる「電子」の理解など科学と防災に興味を持ってもらえるようにしており、全国の自治体の「防災の日」等で人気のイベントだ。出張費、教材費は実費が必要。
横浜市では、教育委員会、危機管理室、消防局が連携して市内公立中学校に向けた防災啓発企画「はまっ子防災プロジェクト」を計画している。ブース内では配布用サッシやアイテムの一部を公開する。
ブース来訪者に水で発電するLED防災ライトを名刺交換でプレゼント。なお数には限りがある。▼詳細=www.live-light.co.jp
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2021年5月3日号掲載