質の高いオンライン授業のポイントの1つがビデオカメラの選択だ。
休校等のオンライン授業配信や卒業式・入学式等のオンライン配信では、タブレットPC内蔵のカメラを使用した学校も多かったようだ。しかし内蔵カメラは教室全体を撮影するには視野角が不足しており、カメラの配置や撮影できる範囲を決める「画角」に苦労する場面も多かったはずだ。
Jabra日本法人であるGNオーディオジャパン(東京都)の小型高性能カメラ「Jabra PanaCast(ジャブラ パナキャスト)」(以下、パナキャスト)は、高品質な画質と使い勝手の良さが特徴だ。
パナキャストは、教室全体を広くとらえることができる。小型カメラとして世界初の180度の視野角を実現。AI搭載4Kパノラマ対応のカメラシステムが自動で検知・最適化して教室の隅々まで、歪みなくカバー。特別なソフトウェア不要で、USBケーブル接続ですぐに活用できる。
オンライン授業で考えられる活用は2通り。1つは、教室側にパナキャストを向けて設置し、児童生徒の様子を映す方法。遠隔地にいる外部講師との授業、他校とのオンライン交流、保護者へのオンライン授業公開などで、教室の雰囲気を伝えることができる。
次に、教員側にパナキャストを向けて撮影する方法。教員は画角を気にせずに通常通りの授業を行うことができ、児童生徒は黒板全体を一画面で見ることができる。別室登校ややむを得ない理由で自宅待機している児童生徒のためのオンライン授業などハイブリッド展開も可能だ。
パナキャストは米国カーネギーメロン大学を始め、海外の大学や日本の学校での導入が増えているという。同社は現在、教育機関を対象の期間限定で30%割引キャンペーンを実施中。1台から購入可能。標準価格8万4000円が、30%割引により5万8800円(税別)となる。▼申込方法・詳細=http://www.jabra.jp/c/jp/education メール=Jabra-jp@jabra.com
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2021年5月3日号掲載