GIGAスクール環境を活かす新しい学びの環境を提案。
プリンターを端末から操作できるアプリ「Epson Smart Panel」にGoogle Classroomの連携機能を追加。Google Classroom上の課題をプリントでき、プリントに書き込んだ課題をスキャンすることもできる。解答した用紙をスキャンして再びデータ化して提出する運用も考えられる。プリント機能は、児童生徒アカウントからのみ対応。
「教職員の働き方改革」「消費電力の軽減」に向けて広島市教育委員会では、小・中学校全202校の職員室などにエプソンのインクジェット複合機・プリンターを計958台導入。5月より運用を開始する。職員室には60枚/分で印刷・スキャンできる高速ラインインクジェット複合機「LX―6050MFシリーズ」を配備。同市ではデジタル採点システム運用の効率化にも期待している。
プリントやコピーの使用状況に応じて適したプランや機器を選べる「スマートチャージ」も導入。
GIGAスクール構想により多くの端末や無線APが整備される。機器の増加に伴い消費電力も大きくなる。インク吐出に熱を使わない低消費電力のインクジェット複合機・プリンターは消費電力の軽減に貢献。顔認証機能も可能でセキュリティにも配慮できる。
1人1台端末の活用に大型提示装置は欠かせない。エプソンの超短焦点電子黒板機能搭載プロジェクターは最大5000lmの明るさ。無償のソフトウエア「Epson iProjection」で、最大50台のPC・スマートフォン等端末をネットワーク経由で連携できる。マルチOS対応で、連携した端末から4台を選び比較表示が可能。簡単にプレゼンテーションや、端末内の写真・書類の共有ができる。投写画面や、書込みした画面の印刷・配信・保存もできる。
ペンツール機能も充実。書き順の再生や手書き文字のデジタル変換も可能だ。実物投影機ならばPCレスで提示できる。
ブース内ではセミナーも実施。オンラインでも視聴できる。▼「学びのDXを目指して」高橋純准教授(東京学芸大学)▼稲垣忠教授(東北学院大学)▼佐藤和紀助教(信州大学)▼新津勝二事務局長(愛知教育大学理事・副学長)▼戸ヶ崎勤教育長(戸田市教育員会)▼林浩司教諭(皇學館高等学校)▼「学習者用デジタル教科書の活用」東京書籍▼「デジタル採点システムの運用」DNPほか。セミナー詳細・申込は上記QRコードから。
<追記>エプソン販売は緊急事態宣言によりEDIX出展を中止した。お問い合わせは直接お願いします。
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2021年5月3日号掲載