DMMは、オンラインの教育総合サミット2021を4月21~23日に初開催する。教育業界の最新動向がわかるセミナーや講演をオンラインで行う。現在200社以上の出展が予定されており、企業ブース、交流ラウンジも設けて交流できるようにする。
DMMではこれまで、オンライン展示会として業務支援サミットやアニメ×ゲームサミットなどの開催経験がある。教育イベントとしては初開催。アフターコロナを見据え、新しい出会いを生むDMMならではのオンライン展示会を企画した。全国の学校・教育関係者の多数の参加を募り、オンラインイベントが社会全体で一般的な選択肢となるようにしたい考えだ。
出展企業は200社以上。▼ICT機器=映像機器、音響機器、セキュリティ、タブレット・PC、その他周辺機 ▼教育・教材コンテンツ=eラーニング、プログラミング、STEAM教育、先端技術(AI、VR、AR)、ゲーミフィケーション、学習アプリ、英語教育など ▼施設・設備・感染症対策=施設レンタル・リニューアル、防犯・防災グッズ、設備・備品、感染症対策用品など ▼業務効率化システム=校務・園務支援、働き方改革システム、オンライン授業支援、企業研修向けシステムなど
交流ラウンジに入場すると、来場者や出展者のアイコン同士が近づくと声が聞こえ、会場にいるように話すことができる。テキストチャットで会場にいる人にメッセージを送り、1対1でやりとりすることも可能だ。
入場者数限定の個室タイプのミーティングルームも設ける。ここではビデオ通話が可能。入場者のみで交流できる。
各企業ブースで資料ダウンロードや資料動画を視聴、問い合わせなどが可能。
withコロナ時代の学びやオンライン教育等をテーマにした教育関連セミナーは全28本と充実。来場登録するとサミットの開催期間(4月21日~23日)及び4月30日まですべてのセミナーを視聴できる。
▼GIGAスクール構想の“いま”と“これから” 今井裕一・文部科学省初等中等教育局 情報教育・外国語教育課課長
▼経済産業省「未来の教室」プロジェクト ―教育イノベーション政策の現在地点― 浅野大介・経済産業省商務・サービスグループ サービス政策課長(併)教育産業室長
▼子供たちのネット利用に安心と安全を~ICTリテラシーに関する総務省の取組 片桐義博・総務省総合通信基盤局電気通信事業部 消費者行政第一課 課長
▼Withコロナ時代!日本と世界の教育動向 鈴木寛・東京大学・慶應義塾大学教授
▼GIGAスクール構想で実現する子どもの学び 中川一史・放送大学教授
▼プログラミング教育全書~テクノロジーの創造者になる子どもたち~ 安藤明伸・宮城教育大学技術教育講座教授
▼公教育の本質から見る未来の教育とは 苫野一徳・熊本大学教育学部准教授
▼やる気を引き出す仕掛け~世界一のクラスのつくりかた~ 沼田晶弘・国立大学法人東京学芸大学附属世田谷小学校教諭
▼子どもも大人も学び続ける未来の学校づくりとは?軽井沢風越学園の挑戦 岩瀬直樹・軽井沢風越学園校長
▼ICT教育の指導力~私の授業はこれでいいの?~ 朝倉一民・札幌市立発寒南小学校教頭
▼情報セキュリティ決定版!守りと活用のバランス 西田光昭・柏市教育委員会教育研究専門アドバイザー
▼アフターコロナ時代の新しい学校づくりとオンライン教育の勘所 藤原和博・教育改革実践家・朝礼だけの学校校長
▼明日から使える!参加型アクティブラーニングのコツ 宝槻泰伸・探究学舎代表
対談
▼子どもたちがSociety5・0を生き抜くために育むべき力 新井紀子・国立情報学研究所教授・社会共有知研究センター長×村中悠介・合同会社DMM.com COO
▼次代の教育を担うフロントランナーの「学び観」とは? 蓑手章吾・小金井市立前原小学校 ICT主任×正頭英和・立命館小学校 ICT教育部長×逸見峻介・埼玉県公立高校地歴科教員・ワークショップデザイナー
▼子供の声から学ぶ、明日からのインクルーシブ教育 野口晃菜・LITALICO研究所所長×森村美和子・公立小学校特別支援学級担任・学校心理士×鈴木茂義・公立小学校 非常勤講師・上智大学非常勤講師
▼女性×ICTの視点から教育現場をアップデートするには? 岩本紅葉・新宿区立富久小学校図工専科主任教諭×江藤 由布・一社オーガニックラーニング代表理事×堀尾美央・滋賀県立米原高等学校英語科教諭
▼先生も子どもたちも幸せになる働き方のモデルチェンジ 妹尾昌俊・教育研究家・合同会社ライフ&ワーク代表×庄子寛之・東京都公立小学校指導教諭×澤田真由美・合同会社先生の幸せ研究所代表
▼オンライン活用の先駆者が語る!学びの選択肢を広げるためのこだわりとは 葉一・教育系YouTuber×てぃ先生・保育士、子育てアドバイザー×三原菜央・スマイルバトン代表取締役
セミナー内容は「教育総合サミット2021Spring」に公開。来場申込=
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2021年4月5日号掲