■久川 藤山台小学校でも、職員会議の資料をGoogleClassroom上で共有したり、行事後のアンケートをGoogleフォームで実施したりしています。
小川教諭(高森台中)
■小川 高森台中学校ではハイブリッド進路説明会として、保護者を対象に、リアルとオンデマンド両方から選択できるようにしました。
教員研修は、遠隔で行うオンライン研修と、オンデマンド教材をGoogleClassroomに置いて好きな時間に視聴できる研修を行っています。後者の研修では感想を書き込んだり、簡単なテストも実施したりしています。
これまで紙で行っていた個人懇談の希望調査は、Googleフォームに変更しました。集まった情報をクラスごとにまとめて担任に渡すことができるので、業務改善につながっています。
■水谷 業務改善を目的とした日常業務でのPCの浸透は、PCの有効活用につなげるための重要なポイントです。このパターンを市全体に広げたいと考えています。おそらく子供にとっても同様で、児童会活動や生徒会活動、部活動での活用が進んでいくはずです。
垣内教諭(藤山台小)
■垣内 前期の児童会執行委員でもクラウドを活用しました。新型コロナウイルス感染症対策で従来の集会や企画の話し合いも難しく、こんな状況でもできることはないかとGoogleドキュメントで話し合いを進め、密を避けながらできるレクリエーション動画作りに挑戦しました。これまで以上に子供主体の活動になりました。
後期の執行委員の話し合いの際には、教員が指示しなくてもPCを持って来ており、驚きました。既に道具として使うことが定着していると感じた瞬間でした。
■水谷 大人のテレワークと同様のことを、児童も行っているということになりますね。
校長会でも各種調査で積極的に活用しています。各校のコロナ対策の取組や質問をGoogleスプレッドシートに記入すると、リアルタイムで共有でき、短時間で集約できます。メールでのやりとりに比べると、圧倒的に時間短縮が可能です。この便利さ、簡単さは数日間で理解できるのです。教員はどのように支援し合っていますか。
■久川 藤山台小学校には、研究部会の1つにICT部があり、各学年1人が所属しています。全教員で G Suiteの活用を進めるために取り組みたい内容をメンバーで共有し、学年の教員をサポートできるようにしてから全体に提案しています。
■望月 出川小学校にもICT部があり、教頭や教務の計画のもとで取組を進めています。
■小川 高森台中学校では、こんな取組をしたい、と意見が合った職員が中心になって進めています。中学校は教科担任制ということもあり、チームでの取組は小学校よりも進めやすいかもしれません。
