ソーシャルディスタンスに配慮して、広いスペースに十分な距離をとり、4ブースを展示。
リニューアルした実物投影機各種と電子黒板、遠隔授業システムを紹介。ハンズフリーで顔も手元もすぐに提示できることから、コロナ禍の休校期間にはオンライン授業で実物投影機が活躍した学校も多い。実物投影機の選択は「4K対応」「AndroidOS対応」どちらを優先するかで分かれそうだ。
「MA-1」は提示装置にミラキャスト接続できるAndroidOS搭載の実物投影機。教科書などに掲載されたQRコードを読み込み、動画や写真を再生して提示できる。5インチのタッチディスプレイを搭載。手元で提示画面を確認しながらタッチ操作ができる。
WiFi&有線LAN機能も搭載。HDMIケーブルで大型提示装置と接続できる。インターネット回線にトラブルがあった際も安心だ。
ズームダイヤル・ワンプッシュオートフォーカスで、ズーム時の焦点合わせも簡単だ。A3サイズまで表示できる。
4K対応の「みエルモん」は「L―12F」。「MX―P2」は4Kコンパクトタイプ。高精細でインパクトある提示画像が期待できる。
顕微鏡アタッチメントは各機種に提供。
ミラキャスト非対応のプロジェクターやディスプレイなど既存の機器とも接続できるようにするため、ワイヤレスでつながるミラキャストレシーバー「ELMO CAST」を用意。実物投影機のほか、どのOSのPC画面もワイヤレスで提示できる。HDMI延長ケーブル・USBケーブル(給電用)・ACアダプターも同梱。
PCレスでも使えるエルモの一体型電子黒板「xSyncBoard」は86インチから55インチまで26モデル。2020年モデルは、マルチOSでPC・スマートフォン画面をミラーリングでき、通信に影響されない授業が可能。最大4画面提示。
遠隔システムxSync Prime Academicは、ワンボタンで遠隔授業を開始できる。遠隔教育・遠隔授業・接続先マッチングに関する相談窓口も設けた。
1人1台PC時代に活躍しそうなコラボレーションハブ「HS-2」を参考出品。マルチOS対応で最大4台までワイヤレス接続でき、ディスプレイやプロジェクターに提示して書き込み合うなど活発な意見交換を支援。有線接続もできる。
ディスプレイに提示したコンテンツやミーティング中の映像・音声を録画する機能も搭載。
LIVEスタジオを設置してICT活用をテーマに教育セミナーを実施。当日の様子をライブ配信する。
セミナー登壇者は、堀田龍也教授・東北大学大学院(18日14時~14時半)、高橋純准教授・東京学芸大学(18日14時45分~15時15分)、水谷年孝校長・愛知県春日井市立高森台中学校(18日15時45分~16時45分)、木村真輔主幹教諭・鴻巣市立鴻巣中央小学校(17日14時~14時半)ほかを予定。詳細及び視聴URLは後日エルモ社Webに掲載予定。▼詳細=https://www.elmo.co.jp/
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2020年9月7日号掲載