プログラミングによりロボットなどの「モノ」を動かす体験は、プログラミング的思考の育成や達成感、意欲付けに重要だ。予想外・想定外のことに対応する力も、情報活用能力の1つである。
アバロンテクノロジーズは、プログラミング教材「動かしてみよう!」「作ってみよう!」などを提供している。
プログラミング教材「動かしてみよう!」はScratchベースでプログラミングし、PC上の3D画面でシミュレーション。実機ロボット「Min-Qロボ」で動作確認もできる。「Min-Qロボ」は組み立て不要で部品の紛失や工具準備なしにすぐ活用できる点が学校現場に好評だ。タッチセンサー、距離センサー、色センサー、サウンドセンサー、LEDライト、ビープ発生等の機能を組み合わせて「障害物を検知したら音を鳴らす」などのプログラミングが可能。練習問題と採点機能も準備。教員が実際に行った授業の学習指導案をWebで提供。
小学校教員のアイデアから生まれた新製品「かなでてみよう!」をEDIXで初披露。8小節の拍子を選び、8種類の楽器(和太鼓、拍子木、カスタネットほか)を選んで、複数の児童で合奏できる。小学校音楽で教科の目標を学びながらプログラミング学習ができる。
教育用3D-CAD「作ってみよう!」は、「座標」で形や位置を指定して立体物を作成し、3Dプリンターで出力できる。▼問合せ=03・6677・6789 info@ avalontech.co.jp
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2019年9月9日号掲載