見守りやインフラ監視でデータをやりとりできる短距離無線通信「ビーコン」製品の開発で注目されている芳和システムデザインは、子供見守りサービス「みまブリ」をEDIX関西で初披露する。
「みまブリ」は「GPSとBLE(Bluetoothの拡張仕様)内蔵端末」、「広範囲をカバーする受信機」、「保護者用スマホアプリ」、「教員用管理アプリ」と必要な機能をすべて提供する。
一般的に見守りサービスの導入には受信機の設置場所が課題となりやすいが、「みまブリ」のLPWA(LoRaWAN)に対応した受信機は、校舎の屋上などに設置すれば半径1キロ以上のエリアをカバー。
容易に導入・活用を開始できる。
子供の居場所は、保護者のスマホアプリのみで確認できる。生徒のプライバシーも守りつつ、学校主導で導入することで一貫した安全対策を図ることができる。
近隣の学校同士で連携して導入すれば、見守りエリアをさらに拡大できるので、教育委員会や自治体単位での導入メリットも大きい。
スマホアプリを通して保護者と教員がコミュニケーションできるツールも用意。
教員と保護者もチャット機能で、より気軽にコミュニケーションを取ることができる。
教員用管理アプリは「クラス単位」「学年単位」など任意でグループを設定でき、グループ単位での連絡や、病欠した子供の保護者宛に個別メッセージを送ることができる。
「みまブリ」は、出欠確認や遠足時の利用、教員の勤怠管理などさまざまな用途に拡張できる。
ビーコンタグを利用した簡易版も用意。より安価に導入できる。
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教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2019年9月9日号掲載