教員の働き方改革を推進するため、ICTを活用して教職員の勤務実態を把握することが求められている。システムリサーチ(神戸市)は「e3school(イーキューブスクール)」の3製品「勤怠管理システム」、小中学校向け「校務エキスパートjr」、高等学校向け「校務エキスパート]を提供。グループウェア、勤怠管理、校務支援が同じシステム上で動くため、必要な情報を集約・管理することができる製品だ。
「e3school勤怠管理システム」は昨年度、約150校に導入。新たに約7000名の教員が利用している。
日々打刻するだけで、出勤・退勤時刻を自動集計。教員の出退勤情報をリアルタイムに把握できる。
年休等の休暇管理・電子決裁や時間外業務の内訳理由の登録・分析も可能。国や自治体の様々な調査の回答もできる。
部活動の開始時刻と終了時刻を記録して特殊勤務手当簿と連携し、手当計算の正確化・効率化を図った事例もある。
タイムレコーダー(オプション)により、ICカードや指ハイブリッド認証の打刻も可能だ。
▼詳細=https://e3school-kintai.com
Excelのような使用感で、Webベースで活用できる。
未確認、未登録などのお知らせが全てトップ画面に通知されるため、教職員の確認漏れ、作業漏れを未然に防ぐ。
児童生徒1人ひとりの情報が一目で分かる“カルテ機能”も人気の機能だ。
小中学校向け「jr」版は保健管理機能を大幅に強化した。
20年以上の運用実績がある高等学校向けは、中高一貫校にも対応。生徒に基づく時間割作成も可能だ。
▼詳細=https://e3school-koumu-jr.com(小中学校向け)
https://www.sr-co.co.jp/products/4/1.html(高等学校向け)
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2019年6月10日号掲載