教育委員会で「情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」に準拠したネットワーク分離環境が進むと、校務系・校務情報系・学習系の間で安全にファイルを受け渡しできる機能が求められる。従来の無害化製品は校務系、校務外部接続系、学習系のネットワーク間でのファイルやり取りにおける運用ルールの設定など、管理者の運用管理の負荷が増大する課題があった。そこでテクマトリックスはこの課題を解決するため、教育委員会向けに必要な機能をすべて標準搭載した製品などを提供している。
セキュアファイル転送ソリューション「Secure&easy File Transporter」(以下、SFT)は、ネットワーク分離環境で大容量ファイルを受け渡しすることができるもの。教育委員会向けにユーザ数無制限版を提供しており、期間限定価格も用意。
前述の「SFT」にファイル無害化ソリューションをパッケージ化した、ファイル受け渡し及び無害化自動連携ソリューション「Votiro Auto SFT Plus」は無害化ソフトとして既に自治体への導入実績が最も多い「VOTIRO SDS―WS」をパッケージ化。原本管理や3セグメント以上のネットワーク分離対応、パスワード付 ZIP ファイルなどにも対応済だ。
メールセキュリティ製品「m―FILTER」(デジタルアーツ)と連携させ、標的型メール攻撃を無害化できる「Votiro Auto SFT Plus for m―FILTER」も提供。ネットワーク分離下でも、標的型攻撃メール及び添付ファイルによる脅威を無害化・無力化して安全にメールや添付ファイルのやりとりができる。▼詳細=www.techmatrix.co.jp/product/votiroauto-sftplus
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2018年7月9日号掲載