地球は温暖化の傾向が続き、各地で風水害の被害が後を絶たない。今年も気象庁は「全球で大気全体の温度が高くなる」と予想。日本への影響について同庁季節予報(向こう3か月)は、北日本が平年に比べ暖かい空気に覆われやすく、気温は平年より高い確率を50%と予想している。また全国の降水量は「ほぼ平年並み」だが、北日本と東日本の太平洋側、西日本全体は「多い」確率が40%との見込み。台風、洪水等の風水害が毎年のように多発するこれからの時期、児童生徒の安全はもとより、地域の避難場所にもなる学校施設には、生活環境に配慮した熱中症や感染症等への日頃からの備えが期待される。
DCS-600C
4種類の羽根径サイズから予算や用途に応じて選択できる大型循環送風機「ビッグファンシリーズ」の㈱ナカトミから新たに、羽根径60㌢サイズにもかかわらず、20㍍先まで風が届く大型サーキュレーター「DCS-600C」が発売される。
DCS-600Cの風の到達範囲
吹き出し口のトルネード構造によって風が直進性をもち、一般の扇風機に比べ到達距離が大きく延伸。さらに左右約90度の自動首振り機能がついて、より広範囲に風を届けることができる。さらに上下角では上90度、下50度まで角度調整ができる。
DCモーターの搭載により、柔らかな微風からパワフルな強風まで無段階で風量調整が可能。オプションで運転時の異物挿入や指挟み事故を防ぐ「安全ネット」(前後各1枚セット)も用意されている。
トルネード構造で風が20m先まで直進
風量調節が無段階のDCモーター
教室等の広い空間にも、この1台があれば送風から換気まで、場面・状況に合わせて柔軟に対応できる。なお、同社は今年3月、北海道の需要拡大に対応するための物流倉庫を、小樽に開設した。
▼詳細=https://www.nakatomi-sangyo.com
▼問合せ=026・245・3105