学校給食の献立で、入学・卒業式や季節の行事食等でも、とりわけ子供たちのお楽しみはデザート類。スイーツを食べると「幸せを感じ」、「ストレスが解消される」など、ウェルビーイングとの関係が明らかになった。
㈱モンテールが昨年11月2000人を対象に行った「スイーツの喫食としあわせの関係性」(インターネット調査)では、スイーツを食べることで88.3%が「幸せを感じる」と回答。「甘いものが好き」(72.6%)、「特別感やご褒美感を味わえる」(43.1%)、「ストレスが解消される」(35.5%)などが主な理由だった。
同調査を監修した立命館大学食マネジメント学部教授の和田有史氏は「スイーツは嗜好品を超えた、心身の健康とウェルビーイングを高めるもの」と指摘。「スイーツを食べた時の気分を評定してもらったところ、食べていない時より『イライラ』や『無気力』の気分がやわらぎ、心の快適さと安定感が大きく上昇することが示された。スイーツによるリラックス効果や活力の増加がみられた」と解説している。
教育家庭新聞 健康・環境・体験学習号 2025年3月17日号掲載