宮城県で最大震度7を記録した東日本大震災から間もなく14年。その後も、地震・津波だけでなく自然災害は毎年のように発生。先ごろ成人の日には、南海トラフ西端が震源の震度5弱の地震が観測された。特段の対応は不要と評価検討会は発表したが、いつ起きても「備えあれば憂いなし」と言えるような、災害への準備が欠かせない。
学校では児童生徒が安全な行動をとり貢献できる力を身につけさせる「安全教育」、環境を整える「安全管理」、管理マニュアルの整備等を行う「組織」という3つの柱で取り組むことが指導されている。
たためばフラットなコンパクト構造
日頃の供えとして、避難時の大切な頭を守る子供用ヘルメットが安全衛生用品のミドリ安全㈱が長年のノウハウを活かし開発した防災折りたたみヘルメット「フラットメットキッズ」(3900円・税別)。ワンタッチ操作で広げてかぶる、たたんでコンパクトに収納、強靭なPP樹脂製で落下物等から頭を保護してくれる。学校や家庭での常備が増えているという。
ワンタッチで広げ、 かぶってすぐ避難を
重量390gでたためば厚さ4.2㎝のフラットな状態で、A4対応ランドセルに収納できるサイズ。机にかけて保管もできる。ヘッドバンドを引いてサイズ調整でき、47㎝から57㎝までの頭囲に対応。耐用年数6年間だから卒業するまでの備品になる。飛来・落下物から頭を防護する国家検定合格品なので信頼性が高い。
フック付きの専用収納袋に入れ机にかけて保管できる
自らを守る防災意識を高めるきっかけに、導入してはいかがだろうか。
▼詳細=「フラットメットキッズ」でWebを検索
https://ec.midori-anzen.com/shop/e/ea365_001/
教育家庭新聞 健康・環境・体験学習号 2025年2月17日号掲載