コロナ禍の経験による日常の衛生意識の高まりをうけ、非接触体温計、非接触水栓といった非接触グッズや機器が増えている。特に不特定多数が使用する公衆施設では、できる限り接触感染を防ぐため対策の一つとして非接触のトイレブースが注目されている。
トイレブースの開き戸が非接触センサーと連動し、自動で開閉、施解錠でき、閉じ込め防止等の機能が組み込まれた安心・安全なトイレブース「セレブースTA40D」が三和シヤッター工業から発売されている。ブース本体はデザイン性に優れたハイパネル木質性で開き戸が電動で開閉する。
ブースに入室して、内側の操作ユニットに手をかざすとドアが自動で閉まり、自動で施錠。退出する時は、同ユニットに手をかざすと自動で解錠され、ドアが自動で開く仕組み。ドアや錠前等にはまったく手を触れることなく、トイレブースへの入退出や施解錠ができ衛生的に使用することができるうえ、また、身体に障害がある人にもやさしい機能だ。
安全性への配慮も心配ない。「挟まれ防止機能」があり、閉鎖中に人体や物が接触したら、センサーが感知してドアが反転する「負荷検知機能」を設置。挟まれ防止の機能が働く。施解錠ユニット(電気錠)のサムターンは手動で回せるので、停電時でも閉じ込められることがなく、手動で使用できる。
また天井の「人感センサー」は、人が不在であると判定して一定時間が経過すると、ブース外側の表示ユニットが点灯から点滅に替わってお知らせ。ドアが閉まった状態でブース内に人が倒れていたとしても、早めに察知して、対応できる。
表示ユニットはオプションだが、点灯することで離れたところからも利用状況が確認できる。
▼詳細=https://www.sanwa-ss.co.jp/professional/products/000864.html
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教育家庭新聞2025年1月1日号掲載