(公社)日本給食サービス協会が創立50周年を迎え、東京・千代田区の東京會舘で11月14日、記念式典・祝賀会が開催された。同協会は学校、事業所や病院など、集団給食の「食の安全・安心・健康」に係る情報提供、衛生管理等のマニュアル作成・普及などに長年取り組んできた。
記念式典では農林水産大臣感謝状として、㈱テスティパル代表取締役・藤井俊成氏、農林水産省大臣官房長感謝状として東北フードサービス㈱代表取締役・室田義男氏ほか5人、協会会長感謝状(4人・8社)の贈呈式が行われた。
続いて行われた祝賀会では、農林水産省、文部科学省からの祝辞や協会のこれまでの歩みなどを紹介。50周年を記念して作成されたキャラクター「にっきゅうさん」も披露された。
同協会が食育の一環として2013年から実施している、給食に関わる様々な思い出を作文にする第11回「心に残る給食」作文コンクール」の受賞作品が11月20日発表された。小学校4年生~6年生が、学校または個人でも応募できるもので、今年は全国から1723作品が寄せられた。
個人賞の文部科学大臣賞は「思いのこもった給食」の茂木成果さん(埼玉県新座市立野火止小学校6年)、農林水産大臣賞は「黒島校の『最高の』給食」櫻田有風さん(沖縄県竹富町立黒島小学校4年)ほか、(公社)全国学校栄養士協議会会長賞等8人、学校奨励賞を11校が受賞した。12月14日に表彰式が開催された。受賞者の詳細や作品は協会HPで閲覧できる。
https://www.jcfs.or.jp/event/sakubun11.html
教育家庭新聞2025年1月1日号掲載