(公社)食品容器環境美化協会(以下、食環協)は、事業の柱として「アダプト・プログラム助成事業」と、「環境美化教育優良校表彰事業」に取り組んでいる。このたび「アダプト・プログラム記念日」を9月29日に制定。6月3日に都内で登録証授与式が行われた。
アダプト・プログラムとは、市民と行政が協働で進める‘まち美化 プログラム’。「アダプト」は英語で「〇〇を養子にする」を意味し、公共の場所を養子に見立て、市民が我が子のように面倒を見て(=清掃美化を行い)、行政がこれを支援する形で、まちをきれいにする活動を指す。現在、全国で517の自治体で700余のプログラムが実施されている。
今回制定された9月29日は、食環協が日本で初めてアダプト・プログラム研究会を開催した日(1997年9月29日)に由来する。今回の記念日制定によって、市民・行政のまち美化活動の基盤の強化や、自治体による認知の拡大などを図っていく。
なお、食環協では、田中美代子氏(日本コカ・コーラ㈱広報・パブリックアフェアー&サステナビリティ本部副社長)が5月30日付で新会長に就任。授与式では、(一社)日本記念日協会の加瀬清志代表理事より、田中会長に「アダプト・プログラム記念日」登録証が手渡された。https://kankyobika.or.jp/
教育家庭新聞 健康・環境・体験学習号 2024年6月17日号掲載