児童・生徒の情操面の影響や環境教育の教材となることから、校舎などの木造化・木質化が推奨されている。文部科学省調査では2022年度新増設教育施設の7割が、木造・木質使用だった。こうした中、幼稚園や小中学校、高等学校などの教育施設の中庭や渡り廊下で、耐久性の高い人工木デッキ材「ルポウッド」(セイキ販売)が数多く採用されている。
同製品は、再生材料を使用し環境に配慮したエコマーク商品であり、木ならではの自然な風合いを再現しながらも、天然木にはない高い耐候性と耐腐朽性を持ち合わせている。経年による変色や色あせ、シロアリなどの食害にも強い。天然木の場合2~3年に一度、防腐処理及び塗装などのメンテナンスが必要だが、同製品は同様のメンテナンスは不要になる。表面にリブ加工を施し汚れやキズが目立ちにくい仕上げにもなっている。
同種の中空タイプデッキ材と異なり、同製品は無垢材のためR加工や斜めカットなどが可能。デッキの形状を自由にできるのも採用の多い理由だ。
カラーは、ナチュラルで温かみのあるサンドブラウンと、重厚感があり落ち着いた印象を与えるチャコールブラウンの2色。同素材を使用したデッキフェンスやルーバー格子などもラインナップしているため、エクステリアのトータルコーディネートも可能だ。
▼ルポウッドについて=https://www.seiki.gr.jp/products/wood/reposwood.html
問合せ=セイキ販売㈱042・433・9881
教育家庭新聞 新学期特別号 2024年4月15日号掲載