公立学校の空調(冷房)普及率の全国平均は、小中学校・普通教室では95%以上(2022年9月現在・文部科学省調査)でほぼ行き渡った。その一方で災害時には地域住民の避難所機能も担う体育館の空調設置率は、小中学校で約12%、高校は8%に留まる。
このような現状で家庭用100Vのコンセントがあればプラグを差し込むだけ、取付工事が不要で必要な場所に移動して活躍するスポットエアコンが注目される。㈱スイデンの新製品「SS-25EL-1」は高い冷房効率とスリム化を両立させ洗練された新モデル。
一般的なエアコンに使用される冷媒ガスR410Aが地球温暖化係数(GWP)2090に比べ、GWP675で約1/3のR32を採用。地球への負荷を軽減させている。
さらに冷房のエネルギー消費効率(COP)は、同社の従来品に比べて約1・5倍(2.04から3.11)、製品の20%の軽量化(40㎏から32㎏)、設置面積が6%削減されコンパクト化などでスリム化を実現した。
その他、モーター周辺の空気が流入しない全閉モーターなのでホコリの多い場所でも使用でき、ドレン残量が目視できる半透明のミニドレンタンク、ホースを差し込んで直接排水できる排水機能などを採用。
▼詳細=https://www.suiden.com/product/ss25el1/
問合せ=0120・285・240
教育家庭新聞 新学期特別号 2024年4月15日号掲載