“つるっとほっこり みんなが喜ぶめん料理”をテーマに、全国の高校生が冷凍めんを利用したレシピを考案する｢第1回ＦＨＪ－日本冷凍めん協会 全国高校生冷凍めん料理コンクール｣の受賞者が決定し、3月20日、東京・渋谷区の家庭クラブ会館で表彰式が開催された。
表彰式では、受賞者の一人ひとりが、レシピに込めた想いを紹介した
同コンクールは初開催で、全国高等学校家庭クラブ連盟(FHJ)加盟校の生徒が2～4人のチームで冷凍めんを利用したオリジナルレシピを応募した。2023年12月～24年1月の応募期間中、72校586名から、423点のレシピが寄せられた。
FHJ成人会長の平栁伸幸氏は｢レシピ考案には仲間と意見が食い違うことも、助け合うこともあったはず。仲間との絆も深められたと思う｣と挨拶。地元の特産品や伝統を意識したレシピも多く、高校生らしい豊かな感性と大胆なアイデアの作品が揃った。
授賞チームとレシピは次の通り。▽最優秀賞＝鹿児島県立垂水高等学校・課題研究3人組｢垂水発鶏麺｣▽優秀賞＝沖縄県立宜野湾、陽明高等学校・あきさみよー｢南の島より！じいちゃんもばあちゃんも、孫もにっこり麺料理｣／香川県立高松南高等学校・Cookingみなみん｢ラグマン風！サクサクかき上げのトマトうどん｣▽FHJ賞＝群馬県立新田暁高等学校・生活系列チーム2Ｂ｢ネバトロお蕎麦の年越しクレープ～家族みんなで良いお年を～｣▽日本冷凍めん協会賞＝茨城県立水戸第二高等学校・わくわくうどん連合国｢スポーツ応援うどん｣ほか佳作2点。
主催＝FHJ、共催＝(一財)家庭クラブ、後援＝全国高等学校長協会家庭部会、全国家庭科教育協会、協賛=(一社)日本冷凍めん協会
教育家庭新聞 新学期特別号 2024年4月15日号掲載
