東京都渋谷区の服部栄養専門学校（服部幸應校長）で2月17・18日の2日間にわたり、「第66回学園祭」が開催された。栄養士、調理師、パティシエなど食のプロフェッショナルを目指す学生たちが、日頃の学びの成果を発揮。保護者や家族はもちろん、これから食のプロを目指す高校生や卒業生たちが来場し、学生たちが様々な食の体験を提供した。
食中毒について寸劇で解説する栄養士科の学生
「松坂ポークの角煮丼」などを提供する「DONBURI-YA」ほか「HATTORIDINING」、「パン工房」、「お菓子の家」、ジャムなどを販売するお土産コーナーなど様々な模擬店、学生による調理デモンストレーション、有名シェフによるデモンストレーション・トークショーなどが行われた。また入学相談ブースも設置。
栄養士科の学生は「子どもにも分かりやすい！『食品衛生について知ろう』」と題し、食中毒を起こしやすいノロウイルスなどについて、寸劇とクイズで解説。予防方法も紹介。
2020年以降、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、学園祭の開催を断念していたが、今回は事前予約制の形をとり4年ぶりに実施された。
教育家庭新聞 健康・環境・体験学習号 2024年3月18日号掲載
