ひきこもり状態にある人やその家族が孤立することなく、地域社会においてひきこもりに関する理解を深め、相談しやすい環境づくりを促進する目的で、厚生労働省は「ひきこもりボイスTV」(ボイスTV)を10月7日から全6回にわたり放送、「ひきこもりVOICE STATION全国キャラバン」(キャラバン)を10月14日から全国6ブロックで開催している。
■ボイスTVはひきこもり当事者の声や支援事例を紹介し、誰もが生きやすい社会について考えていく番組。今年で3年目の高橋みなみさんがパーソナリティ。
TOKYO MXで10月から毎月第1・2土曜日16:00~16:30(全6回)/YouTubeはTOKYO MX放送終了後に配信
■キャラバンは、第1部でひきこもりに関する理解の促進や支援体制の整備などに取り組む当事者、家族、支援者、行政担当者などを迎えたパネルディスカッション。第2部では、具体的な事例をもとにパネラーを交えたワークショップを実施し、地域の活動を、地域に住む学生などが自分の立場で関わり、誰もが生きやすい地域にしていくために各人が一歩を踏み出す状態を目指す。
■キャラバンの今後の開催予定/10月22日㈰=出島メッセ長崎/10月28日㈯=QUESTION(京都)/11月18日㈯=郡山商工会議所/11月26日㈰=山陰中央テレビ/12月9日㈯=石川県地場産業振興センター/いずれも13~16時(開場12:30)/入場料無料
■申込方法/各会場50~100名(先着順)/「ひきこもりVOICE STATION全国キャラバン」申込フォームから、必要事項を入力して申し込む。
https://hikikomori-voice-station.mhlw.go.jp/event/
教育家庭新聞 健康・環境・体験学習号 2023年10月16日号掲載