近年は猛暑による熱中症事故が増加している。環境省・気象庁より熱中症警戒アラートでの注意喚起が行われ、また対策強化の法制化も検討されている。
学校においても熱中症事故は毎年発生し、各自治体の教育委員会は文部科学省の指導に基づき「学校における熱中症対策ガイドライン」を策定し、各学校に対して熱中症予防対策を行うよう求めている。
鶴賀電機㈱はこうした熱中症予防対策を支援する製品として、暑さ指数(WBGT)測定器を製造販売している。このWBGT測定器シリーズはJIS規格(JIS B7922 クラス1.5)に準拠しており、確かな測定と簡単な取扱いで「安心と安全」を提供している。
中でも「熱中症危険度表示パネル」は、リアルタイムで熱中症の危険度を顔マークで判りやすく表示すると共に、暑さ指数と周囲温度を文字高さ100㎜の高輝度LEDで大きく表示するため、遠方や直射日光のもとでも視認性に優れている。
さらに熱中症危険度は熱中症予防指針上に表示されるので、いま取るべき熱中症予防策が一目でわかる。WBGT測定器とは無線通信でつながり、設置も簡単で屋外使用が可能。
表示パネルはオプションの専用スタンドを使用すると、校舎出入口や運動場・体育館など場所を選ばずに設置が可能となる。体育の授業や学校行事、クラブ活動等での注意喚起にも活躍。災害時には地域住民の避難所機能も兼ねる学校施設には、避難民の健康管理にも役立つだろう。
▼詳細=https://www.tsuruga.co.jp/wbgt/wbgt.html
電話045・473・1561(営業開発部)
教育家庭新聞 健康・環境・体験学習号 2023年8月21日号掲載