総務省消防庁「熱中症情報」によると、2022年までの5年間(6月から9月)、熱中症による救急搬送人数はその年の気温傾向により大きく変動する。記録的な暑さだった昨年は、その前年の約1・5倍にあたる6万8400人だった。
月別では7月が最も多く2万7200人、次いで8月2万300人、6月1万6000人などの順だった。
暑さが本格的な8月よりも、急な気温の上昇に体温調整がついていけない7月の方が発生しやすいことを示している。改めて「暑熱順化」の重要さがわかる。
体育館等のエアコンの設置が難しくて広い空間では送排風機、大型扇風機などが有効。さらに暑さだけでなく換気を行いたい時にも有効だ。
㈱スイデンの送排風機「こでかファン」(SJF―504A―1/404A―1)は扇風機の広がる風とは違う直進性の高い風が、SJF―504A―1では最長30メートル、SJF―404A―1では28メートル先まで届くので、広いスペースの暑気対策や換気・送風に抜群の効果を発揮する。
新設計のケーシングによって、余分な旋回流(風の渦)をなくしスムーズな風の流れを生み、従来機に比べ低騒音化と省エネ化を実現した。またレバーで簡単に俯仰角方向を変更させて風向きを調節でき、より効果的な送風が得られる。
電源は100V仕様なのでコンセントがあれば設置場所を選ばない。さらにブレーキ付き4輪キャスターを搭載し、簡単に設置ができる。
オプション(別売)の吸気側保護ネットは、指などの巻き込み事故防止に有効だ。
問合せ=0120・285・240
教育家庭新聞 健康・環境・体験学習号 2023年6月19日号掲載