全国の児童養護施設に毎年、缶詰、びん詰、レトルト食品を寄贈している(公社)日本缶詰びん詰レトルト食品協会は先ごろ、2022年度は同会会員企業99社から寄贈があり6万5112個にのぼったことを発表。2023年3月上旬まで、(福)全国社会福祉協議会から推薦された100施設・入居者約4600人に届けられた。
児童養護施設数は全国に600余り、様々な事情で両親と生活できない概ねゼロ歳~18歳の子供約2万5000人が暮らしている。同協会は「日常食としても保存食としても貴重な食品である缶詰、びん詰、レトルト食品を寄贈することで少しでも役に立ちたい」と考えている。
1999年から続いている寄贈活動で、今後も社会貢献活動として継続する計画だという。今回の寄贈製品の内訳は次の通り。
水産缶詰・びん詰7152個、果実缶詰・びん詰2316個、野菜缶詰・びん詰400個、食肉・調理缶詰・びん詰5158個、ジャム類7560個、飲料缶詰・びん詰4130個、レトルト食品3万3672個、デザート類4724個。
教育家庭新聞 健康・環境・体験学習号 2023年4月17日