農林水産省は3月7日、全国各地域から選定された伝統食のいわれ・歴史やレシピ等、伝統食を生んだ地域の背景等についてのデータベースを作成し情報発信する、Webサイト「にっぽん伝統食図鑑」を開設した。
オープンの今年度は福井県、奈良県、熊本県の3県の情報を掲載。来年度以降、順次他の都道府県についても掲載していく予定という。
同サイトでは伝統食を17種類に分類。農産(穀類、豆類加工品、漬物、醤油・味噌・その他調味料、その他農産加工品)、水産(乾物、塩漬け、調味加工品、練り物、くん製品、水産発酵食品、節類、海藻製品、その他水産加工品)、畜産(畜産加工品)、その他(菓子類、飲料)。例えば熊本から検索すると赤ど漬け、からし蓮根、みょうが饅頭などの伝統食20点が、その地域や伝統、成り立ちなどの背景を掲載。ダウンロード可能な食品画像もある。
https://traditional-foods.maff.go.jp/
教育家庭新聞 健康・環境・体験学習号 2023年3月20日号掲載