(公社)日本給食サービス協会が主催する第9回「心に残る給食の思い出」作文コンクールの入賞作品が決定し、2022年12月10日、都内で表彰式が行われた。
今回、全国の小学校から931作品が寄せられ、その中から個人賞が選ばれた。牛乳の廃棄問題を考え、給食後に牛乳を捨てずに皆で飲めるよう工夫し、取組の結果を皆で共有するなど具体的に提案する(「牛乳ロスのロス」)など、読み応えのある作品が並んだ。
個人賞の受賞者は次の通り。▽文部科学大臣賞「思い出のジャージャーめん」東京都府中市立府中第二小学校6年・寺田隼▽農林水産大臣賞「牛乳ロスのロス」埼玉県さいたま市立宮原小学校5年・清水綾珠▽農林水産大臣官房長賞「給食は心のかけはし」鹿児島県姶良市立永原小学校4年・猿樂にこ、「憧れの給食」岐阜県美濃加茂市立古井小学校5年・西田江里菜▽(公社)全国学校栄養士協議会会長賞「給食の思い出」広島県呉市立荘山田小学校4年・脇原一稀▽(公社)日本給食サービス協会会長賞「おいしい音」東京都杉並区立浜田山小学校6年・石川連也、「日本の給食のすばらしさ」埼玉県さいたま市立宮原小学校4年・田村菜々子、「給食が好き」滋賀県彦根市立城南小学校4年・宮本綾、「徳島の想いがこもった給食」徳島県徳島市千松小学校6年・鈴木晴賀、「パワーのみなもと」鹿児島県姶良市立永原小学校4年・前原優月(敬称略)
なお学校奨励賞を8校が受賞した。表彰式の様子と個人賞の入賞作品、作文の朗読動画はHPで公開中。https://www.jcfs.or.jp/public_relations/index.html
教育家庭新聞 健康・環境・体験学習号 2023年2月20日号掲載
