今年9月1日は、1923年の関東大震災から100年。この大災害の経験を次代に語り継ぐ行事が各地で予定されている。震災は過去の出来事ではなく、今後も高い確率で発生が予想される首都直下、南海トラフ等の巨大地震がある。
関東大震災は直接死・行方不明者約10万5000人で、阪神淡路大震災(約5500人)、東日本大震災(1万8000人)と比べ犠牲者数が際立っている。当時は脆弱な木造家屋が多く、倒壊・焼失住宅が約29万棟にのぼったことから、下敷きになったことによる圧死・焼死が大半だったと記録される(内閣府・防災情報ページから)。
学校でも家庭でも、日頃の防災対策として避難用備品の準備が重要。子供の大切な頭を守る子供用ヘルメットは特に必要アイテムだ。ミドリ安全㈱の折りたたんでコンパクトに収納できる「フラットメットキッズ」(3900円・税別)は、簡単操作で素早くかぶり避難できる、学校・家庭からも注目の備品だ。
本体は強靭なPP樹脂製で重量は390g、たためば厚さ42㎜でA4対応ランドセルに収納できるサイズ。付属のフック付き保管袋で、机横に下げて保管できる。使用時はワンタッチ操作。「ひらきどめ」をはずし、両側から押し広げれば立体的に。かぶってヘッドバンドを引いてゆるみを調整でき、頭囲サイズは47㎝から57㎝までの範囲で対応。耐用年数6年なので、小学校入学から卒業まで使用できる。
▼詳細は「フラットメット」で検索=https://ec.midori-anzen.com/shop/e/ef_fmet_k/
問合せ=0120・310・355
教育家庭新聞 健康・環境・体験学習号 2023年2月20日号掲載