製薬会社のファイザーは新型コロナウイルス感染症の流行、感染対策への関心の高まりを背景に注目が集まるワクチンについて、正しい情報と基礎知識(免疫メカニズム、予防できる疾患の概要など)について、スマートフォン、PCから学ぶことができるWebサイト「ワクチンを学ぶ」を9月1日公開した。
2年以上にわたる世界的な流行が続く中、感染症への関心は益々高まっている。ワクチンをはじめとした感染症予防にまつわる情報も過去に例を見ないほど増加し、インターネットやSNS等を通じて、根拠不明なものを含む大量の情報が拡散される、いわゆる「インフォデミック」が社会的課題となっている。
その中で、本当に必要な正しい情報の入手に困難を感じたり、得られた情報に対し不安や疑問を感じたりすることも少なくない。そうした状況を受けて同社は、誰もが安心して感染症とその予防に資するワクチンに関する的確な情報を得られることを目指しサイト開設に至ったという。同サイトは一般向けに、感染症を防ぐメカニズムである免疫に関する基礎知識とともに、ワクチンで防ぐことが可能な疾患などについて、子供・大人の世代別に解説し、ワクチンの種類や、接種スケジュールなども掲載している。
https://www.pfizervaccines.jp/
教育家庭新聞 健康・環境・体験学習号 2022年9月19日号掲載