(一社)東京都小学校PTA協議会(都小P、岡部健作会長)は7月の理事会で、今年度末をもって(公社)日本PTA全国協議会(日P、金田淳会長)から退会することを決議。日Pに負担する会費や会議・催しにかける労力を、会員に還元するという。決定を受け日Pの金田会長は「2つの意味で残念」だと語った。【詳細2面に】
都小Pは1948年「東京都父母と先生の会連合会」として発足。1952年に日Pが結成され加盟した。1957年に現在の名称に変更し、日Pを退会している。1965年に再加盟。
都小Pの岡部会長は「会員単Pの支援を通して子供たちのための活動に力を入れる」と述べ、今年度からすでに、主にオンラインを活用して会員のニーズを吸い上げる事業に着手。その一方で、従来からの事業を見直し、中止・取りやめなどの整理も行っている。
コロナ禍による事業見直しが進む現状で、避けられない変革の結果だった。
教育家庭新聞 健康・環境・体験学習号 2022年8月15日号掲載