羽根径30㎝のビッグサイズで広い空間の換気に大活躍するサーキュレーターが、「エアーサーキュレーター-YAR-W301」(㈱山善)。45畳まで対応する大風量なので、小中学校の標準的な普通教室(約40畳)を難なくカバー。教室サイズに最適と言える。
サーキュレーターの風は直進性が強いため遠くにまで届く。教室の広い空間でも風を行き渡らせることができる性質を活かし、夏はクーラー、冬は暖房の吹き出し口や天井・床に風を当てることで、冷気や暖気を循環させ部屋の冷暖房効率を高めるような使い方が一般的だった。
これに加え新型コロナウイルス感染症の対策が厳しい近年は、効率的な換気促進にも活用されるようになった。部屋の対角線上の2方向の窓を開け、空気の流れを作ってやることが換気のポイント。しかし1方向の窓しか開けられない場合、サーキュレーターを開放した窓に向けることで空気循環が生まれる。
また湿度が高く天候不順な日が多くなる梅雨の時期、学校では濡れて滑りやすい教室・廊下・体育館などの床を素早く乾燥させたい時など、年間を通じて活躍する機会は増えている。
「YAR-W301」は幅37×奥行30×高さ49・3㎝、重さ約4・2㎏。風量は3段階に切替えが可能。首振りの角度は左右60度、上下は手動3段階で最大約90度まで調節可能。同時に上下左右の首振りが可能なのでより広い範囲への送風ができる。リモコン付きなので高い位置に取り付けても風量調節やタイマーを使用することができ、分かりやすいシンプルなボタン配置で操作が簡単。羽根をはずして手入れしやすい設計だ。
問合せ=03・5579・6678
教育家庭新聞 健康・環境・体験学習号 2022年6月20日号掲載