ジュニア防災検定や防災検定を実施する(一財)防災教育推進協会(山岡耕春理事長)は3月27日、第9回表彰式をオンラインにより開催した。都内のスタジオには受賞者を代表し、一部の生徒が対面で表彰状を受け取り研究発表を行った。今回は総勢918人・組が表彰された。
開会のあいさつの中で山岡理事長は、日本列島の成立ちについてプレートテクトニクス等の基礎知識を含め簡略に説明した上で、「なぜ私たちが防災に心掛けなければいけないのか」を問いかけ。「将来を担う若い世代に防災意識を高めてもらうため、ジュニア防災検定、さらに防災検定を設けた」と述べた。
文部科学省総合教育政策局安全教育調査官・森本信也氏は来賓あいさつで「日本はどこにいても災害が発生すると考えなければいけない。その時自分で考え行動し命を守ることが大切。苦境でもあきらめない力、他人の命も大切にする支援者としての力が大切。地域の防災力の強化に努めてください」と激励した。
表彰式はコロナ禍で第7回、8回を中止したため3年ぶり。今回の受賞者数は次の通り。
教育家庭新聞 健康・環境・体験学習号 2022年4月18日号掲載