文化庁は日本の多様な食文化の継承と振興、世界への発信のため「100年フード」、「食文化ミュージアム」の専用Webページを昨年から設置している。新たに「100年フード宣言」や「食文化ミュージアム認定」を募集。応募のあった申請から審査した認定結果をこのほど公表した。
「100年フード」には212件の応募から、131件を認定。有識者から特に評価が高かった15件を有識者特別賞とした。「食文化ミュージアム」は応募80件のうち、70件が認定された。
「100年フード」は地域に根差した地域特有の食文化で、世代を超えて食されてきたもの。さらに地域の誇りとして100年を超えて継承することを宣言する団体や地方自治体があることが認定基準。認定団体にはロゴマークの活用が認められる。https://foodculture2021.go.jp/jirei/
「食文化ミュージアム」は博物館や道の駅、食関連施設等で、一般公開されている施設。地域に根差した食文化や特定分野の食文化を発信する施設や食文化の学び・体験ができる施設。
https://foodculture2021.go.jp/foodculturemuseum/
教育家庭新聞 健康・環境・体験学習号 2022年3月21日号掲載