気象庁が昨年12月に公表した2021年の日本の気候のまとめによると、この年の平均気温は前年に続いて、統計を始めた1898年以降で最も高い。年間平均気温は上昇軌道で、1900年から100年間で1・29度、2020年まででは約1・5度上昇した。降雨量も増え、昨年8月は前線の停滞で東・西日本で記録的な大雨、冬は日本海側で大雪だった。
近年は異常気象によるとされる風水害が頻発。さらに火山噴火や地震・津波などの自然災害の発生確率が高まっていると言われる。これらの危険から身と財産を守るために、日頃の訓練と備えが大切であることは言うまでもない。
日常からできる準備の一つとして、頭を守る防具について考えたい。不燃素材の防火防災頭巾から丈夫な強化樹脂製ヘルメットまで様々あるなかで、安全性が高く使い勝手のよい子供用のヘルメットが注目されている。
ミドリ安全㈱の「フラットメットキッズ」(3900円・税別)は、折りたためフラットな状態で収納できる子供用防災ヘルメット。必要な時に子供にも簡単な操作ですぐかぶることができる設計ながら、重量390gでたためば厚さ4・2㎝のフラットな状態。A4対応ランドセルに収納できるサイズとなり、付属のフック付き保管袋を使えば机にかけておくこともできる。
ヘッドバンドを引いて調整することで47㎝から57㎝までの頭囲サイズに対応。耐用年数6年間なので、成長期の子供にも買い替えの心配がなく備品にできる。詳細は「フラットメットキッズ」でWebを検索。
▼詳細=https://ec.midori-anzen.com/shop/e/ef_fmet_k/
問合せ=0120・310・355
教育家庭新聞 健康・環境・体験学習号 2022年3月21日号掲載