地震や津波だけでなく近年は気候変動に伴う水害や土砂災害の激甚化・頻発化が続き、災害から身を守る日頃の準備が一層重要になった。
(一財)防災教育推進協会が全国の教育委員会を対象にした防災教育実施状況調査(平成30年7月公表)では、学校の「防災教育」のほとんどが避難訓練で、実施の頻度は地域差が大きく、平均すると学期ごと1回の実施が64%で最も多かった。実施率は最も高かった中国地方で83%にのぼった。
避難訓練は災害時に落ち着いて行動できる心の準備につながる。また落下物や転倒から頭を守るヘルメットや防災ずきんは、行動しやすい服装や履物と合わせて必要なモノの準備。学校でも家庭でも、必要不可欠だ。
「安全・健康・快適職場への奉仕」を社是とするミドリ安全㈱は、折りたたんでランドセルにも収容できる子供用防災ヘルメット「フラットメット キッズ」(3900円・税別)を販売している。本体重量390g、たたむと厚さ約4・2㎝。A4対応ランドセルに入れられる他、フック付き保管袋に収納して机にかけておくことができる。
装着が簡単なので、かぶってすぐ行動できるのもメリット。「ひらきどめ」をはずし両側から押せば、ヘルメットがふくらみ立体に。かぶって後頭部のヘッドバンドを引き、あごひもを調整すれば完了。頭囲47~57㎝までのサイズ調整が可能で、成長期の子供時代をほぼカバーできる。耐用年数6年。詳細は「フラットメットキッズ」でWebを検索。
▼詳細=https://ec.midori-anzen.com/shop/e/ef_fmet_k/
問合せ=0120・310・355
教育家庭新聞 健康・環境・体験学習号 2021年8月16日号掲載