今年度から本格運用が始まった「熱中症警戒アラート」をはじめ、熱中症対策に取り組むうえで近年は、日々の最高気温を意識する以外に「WBGT値」(暑さ指数)が重視されている。気温だけでなく湿度や日射量から算出されるので、より実際に近い。過去の統計からも、最高気温では低くても同値が高い日には救急搬送される人が増えていることが分かる。
このことからWBGT値を下げるためには、適切な冷房の使用で室温を下げる、直射日光を遮断する、通風や換気で湿度を減らす等の対策が有効となる。
(株)スイデンは、感染症対策を踏まえた熱中症対策に「密閉しない暑気対策」を提案する。スポットエアコンは移動可能でエアコンが無い場所、換気中の部屋でもスポット冷房が可能。大型フロア扇は窓から外に向けて運転させれば強力な換気を行える。
スポットエアコンは室内機と室外機を一体にしたような機器。キャスター付きで移動が可能、取り付け工事が不要で電源コンセントさえあれば、どこでも使用できる。
SS―28EJ―1は冷房能力が従来型からさらに42%もパワーアップし、年々厳しくなる暑気に負けない。体育館や休憩室、日陰の休憩所に移動設置できるので、災害時の避難場所となる学校施設には最適だ。
スタンドの高さを125㎝、72㎝で使用できる大型フロア扇NF―41L2LJは羽根径38㎝の大風量。125㎝のスタンドで、縮めて72㎝にすればサーキュレーターとしても、2WAY使用ができる。上下が6段階の角度調整が可能で最大仰角90度、真上に向けて運転できる。30分刻みで設定できるオフタイマー機能付きで、運転停止忘れを防ぐ。
▼詳細=https://www.suiden.com
問合せ=0120・285・240
教育家庭新聞 健康・環境・体験学習号 2021年6月21日号掲載