日本気象協会の3か月予報と暖候期予報によると、北日本から西日本にかけての平均気温は平年を上回る日が多く、特に6月~8月は高温傾向が予想されている。今年も蒸し暑く危険な時期が近づいてきた。
消防庁がまとめた2020年の熱中症による救急搬送(6~9月)は6万4869件。20年の調査データがないため比較出来ないが、その前年19年はすでに5月で4448件、18年は2427件、17年は3401件にのぼっている。近年では、新学期のスタートと共に熱中症対策にも取り組むことが避けられない状況になっている。
大風量の送風機「ビッグファン」
学校の体育館などの広い空間での送風、換気や乾燥に活躍するのが、家庭用電源があれば移動してどこででも使える大型循環送風機「ビッグファン シリーズ」(㈱ナカトミ)。使用する場所の大きさに合わせて選べるファンサイズは、60㎝、75㎝、100㎝、125㎝の4サイズ。単相100V電源なので家庭用電源コンセントがあれば、取り付け工事が不要でどこでもすぐに使用が可能。
ファン125㎝タイプを除いて、上下方向の風向き角度が調節できる。広い体育館でもキャスター付きなので移動が自由だから、風向きを工夫しながら複数台を設置して送風と換気を行っている活用例が多くみられる。
「ビッグファン シリーズ」より一回りコンパクトな45㎝で、5枚羽根の優しい送風のスタンド収納扇「FSS―45F」(㈱ナカトミ)は、畳んで5段まで積み重ねられるコンパクト収納が可能。畳んだスタンドはワンタッチで自立、風量は3段階、上下方向は4段階に調節が出来る。
付近に電源コンセントがない屋外や校庭での熱中症対策には、充電ファンフロア式「DC―45AF」(㈱ナカトミ)が役立つ。ファンサイズ45㎝で持ち運びしやすいコンパクトな設計。電源はAC、DCの2WAYで、バッテリー使用の運転時間は最大8時間。上下角度は90度までで、サーキュレーターとして活用することも出来る。
▼詳細=https://www.nakatomi-sangyo.com/
問合せ=026・245・3105
野外でも活躍する充電ファンフロア式「DCー45AF」
畳んで収納できる「スタンド収納扇」
教育家庭新聞 健康・環境・体験学習号 2021年4月19日号掲載
