未曾有の大災害だった東日本大震災から、まる10年になろうとする今年2月13日午後11時8分頃、福島県沖を震源とする強い地震が発生した。宮城県、福島県で最大震度6強を観測したそうだが、10年を過ぎた今も余震活動が続いていることに気が引き締まる。
“災害列島”とも指摘される我が国。地震だけではない。風水害や火山噴火などへの普段からの備えが、まず自分で出来る防災の準備。飲料・食料・医薬品などの避難袋と共に、大切な頭を守るヘルメットの用意があれば心強い。
ミドリ安全(株)はたためるヘルメット「フラットメット キッズ」(3900円・税別)を販売。折りたたんでランドセルに収納や、机の横に吊り下げて保管ができ、ワンタッチで開き堅牢なヘルメットとなって子供の大切な頭を守ってくれる。
本体重量は390gの軽量で、畳んだ状態は厚さ42㎜。A4対応ランドセルに収まるサイズ。ヘルメット左右の開き止めをはずすして両側から押せば、フラットだった形態が立体的に。そのまま頭にかぶり後頭部のヘッドバンドを引き、あごひもを調整して固定すれば完了。素早く避難行動に移ることができる。
ヘッドバンドは頭囲47㎝~57㎝の範囲で調整対応。厚生労働省保護帽規格「飛来・落下用」を取得した国家検定合格品で、耐用年数6年。成長期の子供でも、長期にわたって使用できる機能と品質を備えている。
幼稚園・学校からの購入の他、近年は防災意識の高まりを背景に家庭からの個人購入も増えているという。
▼詳細=https://ec.midori-anzen.com/shop/e/ef_fmet_k/
問合せ=0120・310・355
教育家庭新聞 健康・環境・体験学習号 2021年3月15日号掲載