さつまいも、里芋、にんじん、ごぼう、れんこん、ほうれん草、きのこ類、ゆず、柿、みかん、かます、はたはた、さば、さけ/筑前煮、レンコンのはさみ揚げ
11月の学校行事は音楽会や学芸会、勤労感謝の日にちなみ先生や主事さんを各教室に招いて会食する「ありがとう給食」など多彩です。
以下は11月の「給食通信」からの抜粋です。
〈今月の給食目標/目標は「感謝して食べよう」です。食べものや料理は、いろいろな人の手を通って私たちのところに届きます。作った人の気持ちを考えて、感謝して残さず食べましょう。おうちや学校では、食事作りをしてくださっている身近な方々に、感謝の気持ちを伝えてみてはどうでしょう。〉
〈118(いい歯)をつくろう!/よい歯のために大切なことは歯磨きと、歯に大切な栄養素をきちんと食べ物からとることです。ホームランバッターとして大活躍したくさんの記録を残した王貞治さんは「健康で一番気を付けていることは、歯を丈夫にすること。歯が弱いとバットに力が入らずホームランも打てない」と話していました。王監督を見習って、給食の「じゃこの炒り煮」をむしゃむしゃ食べて良い歯を作りましょう。〉
〈春はあけぼの、秋は夕暮れ『夕焼けゼリー』/秋も深まって夕焼けがきれいな季節です。きょうのゼリーは、きれいな夕焼け色をイメージして作りました。この夕焼け色のもとになった材料はなんでしょう?それはある野菜を茹でて使っています。そしてある果物のジュースも使いました。(答えはあすのおたよりで)/答え:人参・オレンジ〉
〈給食で世界の料理を食べ歩き―インド/世界中の料理をアレンジして上手に作る日本人。給食も色々なものにチャレンジしています。いろいろな味や料理から味覚の土台を広げてほしい、料理を通して知らない国や地域を受け入れてほしいとの願いからです。初めて食べて気に入らないからと「よくこんなの食べるよ」とか「まずい」とか決めつけるのは、その国や地域の人に失礼なことですし、その文化を傷つけることになります。好き嫌いは仕方のないことですが、様々な味や料理を認める広い心を持ってほしいなと思います。(給食:ナン、タンドリーチキン)〉
〈役になりきった高野豆腐/学芸会のきょうは、家族や地域の方が見に来て下さったので緊張しましたか。役になりきって立派に発表出来たのは、皆さんだけではありません。給食の酢豚の高野豆腐も、豚肉になりきって酢豚の味を演じてくれました。高野豆腐は味も栄養も豚肉とほとんど変わりません。いい味出していました。〉
【著者】大留光子=元栄養教諭、現在は順天堂大学・武蔵野専門学校講師
教育家庭新聞 健康・環境・体験学習号 2020年11月16日号掲載