学校施設のドアや間仕切を開発・施工している三和シヤッター工業(株)は、校舎内を仕切る、横引き折りたたみ戸『ルミエールS』を発売。多様化する学習環境に対応でき、明るく開放感のある空間づくりに一役買いそうだ。
横引き折りたたみ戸『ルミエールS』は、可動柱や固定中柱を必要としないフルオープンタイプの戸で、全開にすると広々としたオープンスペースができる。また、必要に応じた出入り口を作ることで、スペースを有効に活用することができる。一般には店舗やホテル、病院の室内間仕切りとして採用。連続したスリムな透明パネルを組み合わせることで、開口を美しく彩り、採光性豊かで快適な空間をつくる。
学校向けの『ルミエールS』は、一般向けに比べ、設計耐用回数が多く、さらに屋外仕様の場合は耐風圧強度も高くなっている。また、戸先框下部に、全開時の固定用として角落としを付けているので、安全安心な設計となっている。
最大幅は直線納まりで18m、高さは3・5mまで対応。上部吊り戸の折りたたみ方式でハンガーローラーを採用しているので、子供でも軽やかに開閉できる。設置にともなうデッドスペースが少なく、パネル折りたたみ寸法も小さいので、必要な開口部を確保できる。
主要部材には、腐食に強いアルミ押出形材を採用。はめ込み材はガラス、ポリカーボネート板、アクリル樹脂板、アルミ樹脂複合板の4種類、カラーも3種類(シルバー、ブロンズ、ブラック)を取り揃える。豊富なバリエーションで学校用途にあった選択ができる。
▼詳細=https://www.sanwa-ss.co.jp
問合せ=03・3346・3011
教育家庭新聞 新春特別号 2020年1月1日号掲載