サッカーのシュートやトラップの練習、野球の投球練習やキャッチングの練習など、さまざまな場面で使用されているスポーツボード。建築や看板などの企画デザインを手掛けるスタッフナインハット(株)が、多機能なスポーツボードである｢ＡＳＯ－ＢＯＡＲＤ｣（アソボード）を提案している。
同製品はボードに反発力があり、当たったボールがしっかり戻ってくることから、ボールを取りに行く必要がなく、短時間での効率的な練習、一人での練習が可能。ボールが当たった位置を後で確認できるので、コントロールの練習にも役立つという。
 設置されたスポーツボード |
 ボードの背面側 |
“遊びの中に自由な発想、創造性そして独創性を育てる”をコンセプトに、独自に開発したプレイアシストシステムを採用。一人でも本番と同じ状況でフリーキックの練習をしたいといったニーズにも対応でき、楽しみながら練習の質と量に厚みを加えられる。
サッカー、野球、テニス、バスケットボール、フリークライミング、運動機能回復のための軽スポーツ、レクリエーションなど、使う人のアイデア次第で用途は無限。
導入チームからは｢玉拾いやサポートの人数が少なくても効率よく練習ができる｣（野球部監督）、｢ボールに親しむことが第一のジュニアサッカーにとって、技術と感覚を楽しみながら向上させられる｣（ジュニアユース監督）等の感想が寄せられている。
ボード部表面はＦＲＰ（繊維強化プラスチック）にガラスなどの繊維を混ぜることで弾性を増し、軽さはそのままで強度を加えた素材で加工。ボードの裏の鉄骨構造体は震度7の地震や強い台風に耐えうる設計となっている。また、鉛メッキ処理を施し、運動場に特有の石灰腐食に対しても万全の仕様だ。
ボードと鉄骨構造体を工場で加工し、現場に搬入・施工するため、工期を大幅に短縮。ボード自体は変形、変色や劣化などがしにくいため、設置後の定期的な塗装の塗り替え、支柱の補強、ボード面の補修などのメンテナンスが基本的に必要ない。優れた耐久性、耐震性、耐蝕性をもち、ランニングコストを大幅に削減している。
商品は3タイプ。｢ＡＳＯ－ＢＯＡＲＤ｣はスポーツやレクリエーションに最適な5モデルを用意。オリジナルサイズもオーダーできる。ほかに壁打板としての機能に特化させることでコストを抑えた｢ＡＳＯ－ＢＯＡＲＤ1｣（2モデル）、耐久性に優れたグラフィック処理の施されている特殊なボードを使用した｢ＡＳＯ－ＢＯＡＲＤ2｣（2モデル）をラインナップ。グッドデザイン受賞。
▼詳細＝http://www.aso-board.com/index.html
問合せ：0120・132・319
教育家庭新聞 新春特別号 2020年1月1日号掲載
