(公社)日本給食サービス協会は、12月14日に都内で「第7回『心に残る給食の思い出』作文コンクール」の表彰式典を行った。応募総数は1965作品。文部科学大臣賞を受賞した愛知県一宮市立木曽川東小学校5年の芥川瑛亮さんは作文「二つの味を楽しむ給食」で、卵や小麦などのアレルギーで給食が全く食べられなかった頃の、母の手作り弁当の思い出をつづった。
給食の献立そっくりに作られた弁当の中でも、特に思い出に残っているのは「冷やし中華」。米粉で作られた麺や、卵の代わりにコーンをトッピングするなどの工夫があり、担任教員にも給食とそっくりだとほめられてうれしかったという。今では食べられるものが増え、学校給食と母の手作り弁当という「二つの味」を楽しんでいる。
受賞は他に農林水産大臣賞1点、農林水産省食料産業局長賞2点、公益社団法人全国学校栄養士協議会会長賞1点、公益社団法人日本給食サービス協会会長賞5点。
HP=https://www.jcfs.or.jp/lunchsquare/sakubun.html
教育家庭新聞 新春特別号 2020年1月1日号掲載