学校内の事故で少なくないのがドアでの“指挟み事故”。セイキ販売(株)の室内木製ドア用指挟み防止スクリーン「指はさまんぞう」には、蝶番(ちょうつがい)のあるドア吊元の隙間をカバーして指挟み事故を防ぐ機能がある。扉の開閉に合わせてスクリーンが動き、引き出されたり巻き取ったりしながら、ドアの隙間をカバーする。
同製品の本体は耐久性に優れるアルミ製だ。スクリーン部は、汚れにくく耐久性にも優れたポリエステル製となっている。ドアの内側に取り付ける「可動タイプ」と、外側に設置する「固定タイプ」の各1つで1セットとなっている。両面テープと釘による施工で、簡単に既存のドアに取付け、その日から使用できる。
本体カラーは、ブロンズとステンカラーの2種類がある。スクリーンの色は、ブロンズの場合はブラウンに、ステンカラーの場合はベージュになる。
小学校や幼稚園・保育園、児童館などの子供が通う施設で導入されており、主に個室トイレや教室入口で利用されている。
同製品は同社が全国展開する店舗「住まいのさわやかショップ」で取り扱われている。
▼詳細=https://www.seiki.gr.jp/
指挟み事故の大半は、吊元に手をかけている際に発生している。子供が自分でドアを閉めて指を挟んでしまうよりも、誰かがドアを閉めた際に自分の指を挟んでしまうケースのほうが多い。吊元は簡単に大きな力がかかるため、思わぬケガにもなりかねない。
2005年には実際に、小学生が学童施設内のトイレで指を挟まれ、右手親指の第一関節部から先を切断した事故も起こっている。身近な環境の安全対策が、学校や関係施設にも求められている。
東京消防庁は、2016年~2018年の3年間に起こった、指などを切断する事故での救急搬送事例をHPで公開している。全体で728人が救急搬送されたが、そのうちの22人は12歳未満の子供。さらにその中の11人が手動ドアなどの開口部での事故が原因となって、指などを切断している。安全管理のため是非知っておくべきだ。
▼東京消防庁HP=www.tfd.metro.tokyo.jp/lfe/topics/201905/setsudan.html
教育家庭新聞 健康・環境・体験学習号 2019年11月18日号掲載